ひと月に1、2日しか開店しない幻のパティスリー「patisserie K.ViNCENT(パティスリーカーヴァンソン)」
チョコレート界の巨匠「ジャン=ポール・エヴァン」より指導を受けた『ケイコ・ヴァンソン』さんが2006年にオープンしたパティスリーです。
ほとんど営業していないにもかかわらず、「食べログ百名店を4年連続選出され、点数3.91を叩き出してる」という、とんでもないお店です。
黒柳徹子さんや元ジャニーズの櫻井翔さんなど、多くの芸能人の方が通っています。
お店の外観は、紺色のシェードにお店の名前があるだけ。とてもケーキ屋さんに見えない外観でした。
営業しているのが珍しいパティスリーカーヴァンソン。基本、シャッター閉められています。
私の場合、飯田橋付近に予定があったので、ついでに寄ってみるとこの状態。
なにか張り紙が貼ってあるな~と寄ってみると…
11月22日 14:30~16:30
11月23日 15:00~
のみ営業しますと書いてありました。
( ,,`・ω・´)ンンン?
11月22日って今日やんけ!!!!!!!!
その後の予定を調整して、並ぶことにしました!(笑)
「HPで営業告知せず…」と書いてあるように、張り紙で営業告知をすることが多いようですね!
一つ前の予定を消化して急いで店に向かいます。
店に近づくとびっくり。既に20名くらいの列ができていました。
張り紙のみの告知なので、「開店の30分くらい前にいけば良いだろう」とたかをくくったのが大外れ。凄い人気です。
また、下記の様な理由で、入店までの回転が非常に悪いです。
結局、入店するまでに「2時間」かかりました。
最低でもオープンの1時間前には並んだほうがよさそうですね。
ちなみにイートインスペースはありません。近くに小石川後楽園や、(少し歩きますが)皇居もあります。そこで食べるのも良いかもしれません。
ケーキの価格帯は最低でも700円以上。種類によっては1000円近くとアッパーな価格です。
その分、ボリュームもあるのでたくさんは食べられないと思います。
また、店内は撮影禁止ですので、注意してくださいね。
680円(税抜)
フランス産の栗を使用した巨大なモンブランです。なんか強そうな名前をしてます…ね?
濃厚な栗クリームはなめらかであまいです。甘味と栗の風味を両方いっぺんに堪能できます。
真ん中には生クリームが。冷凍ソフトクリームの様なすこし硬めの生クリーム。
甘味はなく、栗のクリームと合わせて食べると、よりなめらかな食感を楽しめます。
甘味×栗の風味。二兎を追って二兎を得た凄いモンブランでした。
800円(税抜)
究極の卵とタヒチ産バニラビーンズの入ったクリームを挟んだミルフィーユ。
ミルフィーユの生地は4日かけて作ったそう。シェフのスペシャリティスイーツです。
中に挟まったカスタードクリーム、めっちゃうまい。卵の風味を活かし、甘味にくどさのない味わい。
卵の風味を活かすカスタードクリームの場合、どうしても臭みがでてしまう。
しかし、このスイーツには臭みが一切ない。生地もさっくさくで、クリームによくあいます。
幻のパティスリー「カーヴァンソン」。王道を突き詰めたスイーツを扱うお店でした。
その技術力の高さに感嘆です。
たぶんもう行ける機会ないと思うけどまた行ってみたいですね。
ご馳走様でした。
🚃 飯田橋駅(東京)
📍東京都新宿区筑土八幡町1-2 第3NKビル 1F
🌞不定営業
💤だいたい休業しています
🖋食べログ点数 3.91(2020.12.26時点)