2021年4月にオープンした完全紹介制の焼鳥屋「心伯」。
子丼や紀州鴨で有名な豊中市にある「鼓道」さんの新店舗です。
紀州鴨と地鶏の串料理。「鴨」を専門に扱います。店舗1Fが焼き鳥、2Fが鴨鍋と2種類のパターンの食事が楽しめます。
オープンしてすぐに予約困難となり、2022年2月の時点で12月まで予約が埋まっている状況。すさまじく人気のあるお店です。
引用:食べログHP>外観
は厨房に沿ってカウンターが配置。席は10席ありました。
2階は1日1組限定の完全個室(6席)。こちらでは鴨鍋が楽しめます。
焼き鳥屋さんというよりは、割烹やお寿司屋さんのようなおしゃれな空間が広がっています。
肩肘はらずに居られる雰囲気でした。
前述した通り、心伯では階によってコース内容が違います。
1階⇒焼き鳥おまかせコース
2階⇒鴨鍋コース
焼き鳥、鴨鍋共に10,000円ほどで食べられます。お酒を嗜むと12000円くらいになるかと思います。
こちらはドリンクメニューのラインナップです。
今回は貸切会向け焼鳥のスペシャルコースを頂きました。通常コースとは一味違った贅沢コース(15,000円ほどでした)です。
食べたメニューをそれぞれ解説します。
まずは食前酒からスタート。
前菜は紀州鴨ロース煮、発酵ささみ、つるな胡麻和え、南京お浸し、タイガーマロンの5品。
リッチなスタートです。
脱水鴨のももにくを使用した鴨茶そばです。甘く上品な鴨のだしが良く効いていました。
辛み大根と漬物を混ぜたもの。ただ辛いわけじゃなく、お酒にマッチします~。
熊野地鶏の白レバ(黒イチジク)。まろやなか味わいでした。
大きな大きなハート。臭みが少なく、あっさりした味わいで、串のスタートにピッタリですね。
ほくほくしており、嫌な苦みなくおつまみ感覚で食べられる「銀杏」。
脂の感じが少ない身から、じゅわっと吹き出てくる旨味がすばらしい。
噛めば噛むほどおいしい「せせり」でした。
こころののこりとは、心臓(ハツ)の根本「はつかん」と、繋がる血管の集まりにある部位を指します。
「こころ」の残り部位であることから「こころのこり」と呼ばれるようになったとか。
心臓の周りには脂肪がたっぷりと絡みついてるため、ジューシーで柔らかい味わいでした。
鴨ささみのレア焼き(鴨ワサビの漬け)です。
上に乗っかているのはささみ漬けにしたものに刻んだわさびを混ぜたもの。発想豊かなメニューですね。
こりこっりの軟骨。
ヤゲンなんこつは1羽から1つしか取れない希少部位。 胸骨の先端部分にあります。
漢方薬をすり潰す「薬研」に似ていることから、そう名づけられたらしいです。
鴨の上品な油とジューシー身が掛け合わせられたつくね。
大葉が練り込まれているがポイントです。
生姜が練り込まれた「麩」です。フレッシュな味わいでした。
加水率が高いのか、ぶりんぶりんな食感のもも。脂をこれでもかと感じました。
手羽元の奈良漬け巻き。個人的にはこれが一番美味しかったです。
ジューシーな手羽元の間に奈良漬けを巻き、鶏の脂と奈良漬けの独特な風味とマッチしていました。
奈良漬けによる独特な食感も興味深かったです。
松茸と野沢菜の土鍋ご飯。秋がきたと感じられるメニューでした。
臭みのない旨味のつまったそぼろに、新鮮な卵そぼろ。上品味わいでした。
「鼓動」直伝の親子丼。全体的に半熟気味なのは相変わらず。やっぱり美味しいですね~。
〆のデザート。一品目はみたらし団子です。目のまでで滴るみたらしは、〆なのに食欲をそそります。
〆のスイーツ2品目。レアチーズケーキと梨の組み合わせです。フレッシュに締められました。
心伯は完全紹介&予約制のお店です。
まったくの新規で予約を取ることはできません。一度お店を訪問する必要があります。
そのため、まずは既に訪問したことのある人に連れていってもらいましょう。SNSで心伯を訪問したことのある人に聞いてい見るのも良いかもしれません。
「すでに何回か訪問している人に連れていってもらい、予約がとれる関係を目指す」ことが得策ではないでしょうか。
ちなみに気になる予約状況ですが、2022年2月に訪問した方曰く、「12月まで埋まっている」言われたとのことでした。
流石の人気ぶりです。
アットホームな雰囲気の鴨専門焼鳥店でした。
すっごいボリューム!これでもかと鴨料理を堪能できました。
西天満の隠れ家で食べる美味しい焼き鳥は記念日や大人デートにぴったりです。
ごちそうさまでした。
🚃 東梅田駅
📍大阪府大阪市北区西天満6-6-12
🏢第一部 18:00~20:00
🏢第二部 20:30~22:30
💤不定休
🖋食べログ点数 3.35(2021.11.01時点)