こちらのお店は閉店いたしました
他に高級店をお探しの方は、下記記事をご覧くださいませ。
住所非公開&完全紹介制のイノベーションフレンチ「コントワールフー」。
食べログの大阪府エリア(飲食店数64,095)にて、最も高い評価を得ているにも関わらず、住所・電話番号が非公開となっている名店です。
「稀代の天才」佐藤シェフから提供される料理を求め、全国から名だたるフーディが集結しています。
国内国外の厳選された素材、調味料から調理法に至るまでのこだわりと発想力。そのすべてに圧倒されます。
さらに末恐ろしいのが…「同じメニューが出てこない」という事。日ごとに変わっていく料理は、まさにイノベーションです。
店内はダークでシックな空間です。クラシックとモダンスタイルを組み合わせた様な独特の雰囲気。
席に座っただけで魅了されますよ。
お席はカウンター9席のみ。目の前で佐藤シェフの腕前を見ることができます。
一般のベルーガとは違う特注ベルーガです。
日本では、
コントワールフーでのみ食べられる代物です。
このキャビアは….経験したことのない味です。くちどけがとってもなめらか。キャビアってぷちぷちしてるものだと思っていました。ガーリック、バターの風味(このバターも非常に美味しいです…)が足され、言葉に出来ない「複雑味」に。思わず目をつぶってしまいました。
間違いなく日本一贅沢なピラフです。
このキャビアをドバイで食べる場合、大さじ1の量で16万円するらしいです…
凄すぎて言葉がでてきません…(笑)
2週間寝かせ、さらに2週間干した計1ヶ月旨味を閉じ込めた「スズキ」。
長時間、寝かしていたのにふにゃふにゃしていません。焼き茄子のロースト香が良きアクセントです。
相模湾のもみじ鯛にパプリカピューレを添えた一品です。
相模湾の深海から取れた鯛は、脂と旨味がたっぷりのっています。
パプリカピューレは長野県産のパプリカを蛤の出汁でピューレに。香りと旨味が飛ばない様に自然乾燥させ、完成させたとのことです。手が込んでいて素晴らしいですね。
パプリカの風味、ハマグリのコハク酸から来る持続する旨味が特徴です。
白カジキを炭火で炙り、脂の旨味が凝縮させてメニューです。昆布出汁が良くしみ込んでいて、インパクトのある旨味があります。
高品質の卵黄を使用したマヨネーズソースは、キレのある濃厚な味わいです。
脂うますぎですね。これを毎日食べられたら、ストレスフリーになりそうです。
太刀魚をオリーブオイル、中力粉&ビールで作った特別な衣で揚げた天ぷらです。
この天ぷら…香りが素晴らしい。衣から香りを感じたは初めての経験でした。自家製落花生バターはなめらかな舌触り。永遠となめていたくなるような味わいでした。
旨味をこれでもかと凝縮したカジキマグロの生ハムにシャインマスカットを添えたメニュー。
シャインマスカットの品種は「山梨県産の甘露の日和」です。口に含むと甘味・酸味・旨味がぶわっと広がります。
生ハムは「自分史上1番美味しい生ハム」にランクインしました。生ハムなんだけど生ハムじゃない味わいなんです。加工食品では絶対に出せない味わい。「生きた味」を感じました。
製法はカジキマグロの背に塩で揉み込み→日本酒スプレー。カビが生えないようにチェックしながら、約3週間干しして薄くスライスそうです。
ソースはオリーブオイル+葱油をまぜたもの。いつまでも口の中で風味が残るメニューでした。
見た目から「うぉぉぉぉぉ….!」ってなったメニューです。
色的に雲丹かな?って思いますよね。実は「トマトソース」なんです!!
プチトマトと赤にんにく(フランス産)、フランス産のあかにんにく、Baux de Provence(ボー・ド・プロバンス)のオリーブオイルを使用。五大味をバランスよく感られるソースで、一滴も無駄にしたくないと思いますよ。
そうめんは蕎麦の様なコシがあります。そうめんなのに「蕎麦」です。感嘆のメニューでした。
パテに炊きだしたホロホロ鳥にフォアグラのムースを合わせたメニューです。パテに出汁がたっぷりしみこんでいます。贅沢すぎるメニューですよ。
めちゃくちゃなめらかな食感で、忘れられないメニューとなりました。
北海道白糠町の蝦夷鹿にドライマティーニのソースを添えたメニューです。
蝦夷鹿はコースがはじまる序盤からじっくり炙っていました。
ソースはニューヨークスタイルのドライマティーニのソース。
ロンドンジン、ドライベルモットとライムの果汁を煮詰めてクリームとバターでつないだ魅惑のメニュー。
赤いソースはラー油です。なんと四万十の「テナガエビ」を使用したラー油。
海老の特有の香りと旨味を感じます。
蝦夷鹿は弾力・脂身・旨味のバランスが良い。臭みや雑味も一切なしです。
感嘆を越え、昇天しそうになるメニューでした…
予算は6~10万円。カード払いも可です。
完全紹介制のため、リピーターの方に連れていってもらうしかありません。
あらゆるコネクションを駆使しましょう!!
現在、新規顧客からの予約を取っていない様ですよ(2020/10時点)
どんなに企業が努力してもたどり着けない「食の奥深さ」を体験できるイノベーションフレンチでした。
このクオリティは佐藤シェフ以外には出せないんじゃないかな…
僕は、あまりの料理のレベルの高さに「テンションがMaxまで上がってしまって逆に冷静になる」ということを経験しました 笑
また必ず行きたいお店です。
ご馳走様でした。