無資格OK!食に関する仕事「フードライター」とは。現役フードライターが解説!

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あなたは「フードライター」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

専門的知識や資格がないと働けない
稼げない仕事だ
資格や肩書、有名飲食店の勤務経験がないと働くことができない仕事だ



こんなイメージや認識を持っている人が大半ではないでしょうか。悪いイメージが多いと思います。


実はそんなことは全くありません。



フードライターは、未経験・無資格からスタートできる仕事です。しかもある意味「節税」のような効果があり、収益性や幸福度の高い仕事です。

また、「食」は取っ掛かりやすい分野であるため、Webライターをはじめたばかりの初心者におすすめです。



フードライターとして実績を積み、他のジャンルに挑戦して収入をアップしていくというやり方は効果的ですよ。

この記事はこんな人におすすめ

・食べることが好きで「食」に関する仕事をはじめたい
・未経験からWebライターで稼ぐために専門性を身に着けたい
・副業でWebライターをはじめているんだけどうまくいかない

キャンタ

私は未経験・無資格からフードライターの仕事をスタートし、副業ライターとして月20万円の収益を得ることに成功しています。
現在は食メディア以外も含め、Webライターとしてさまざなメディアで執筆を行っています



そこでこの記事では、「フードライター」の仕事の内容や種類、収入、メリットデメリットまで一気に解説します。



この記事を読めば、「フードライターという仕事が何なのか」という疑問が全て分かり、フードライターに関して理解が深まります。

目次

フードライター とは



フードライターとは「食に関する記事を専門に書くライター」のことを言います。


・レストラン紹介
・料理メニュー紹介
・レシピ本の出版
・食文化の解説



最近では飲食店のSNSアカウントの運用飲食店紹介動画のシナリオライターなど、他スキルと併用した仕事も増えています。



取材の際は、お店の料理を無料で味わうことも多く、食べることが好きな人にとって天職のような仕事です。



また、フードライターの仕事には資格や肩書が必要ありません

専門的な資格やスキルがなくても仕事を受けられるので、副業をはじめたい人におすすめです!



フードライターの中でも、自分の専門とする分野を絞って「肉ライター」や「スイーツライター」と名乗るライターもいます。



好きな分野にとことんこだわり、その専門性を活かしてテレビ出演やコラボカフェを運営している人もいます。

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フードライターの仕事内容



フードライターの仕事は、「食」という万人に共通するテーマに携わり、Webメディア、新聞、雑誌、レシピ会社等、さまざな媒体(企業)から仕事を頂きます。



繰り返しになりますが、資格は必要ありません。すぐにスタートできることが「フードライター」の魅力のひとつです。



フードライターの仕事は大きく分けて5つあります。

1. 飲食店の紹介記事作成



フードライターにとって一番依頼の多い仕事が「飲食店の紹介記事」の執筆案件です。



飲食店に足を運び、料理人にインタビューをし、実際にメニューを味わって、お店の印象や味の感想などをまとめた記事をかきます。



おすすめの飲食店をいくつかにまとめて紹介する「まとめ記事」、料理長やオーナーに焦点をあてる「インタビュー記事」がもっとも多い執筆依頼です。

書きやすいテーマなので、初心者ライターは「まとめ記事」と「インタビュー記事」で実績を積み上げていくのがおすすめです!



他には飲食店の開店情報やご当地グルメの紹介記事などもあります。



依頼者は食メディアはもちろん、不動産メディアや旅行メディア、ローカル(地域)メディア、経営コンサル会社の運用するメディアなど、幅広くです。

僕自身も月間100万PVのメディア「macaroniさんの外部ライターとして「まとめ記事」や「インタビュー記事」を執筆していました。

2. 料理レシピの紹介記事作成

「料理レシピの紹介記事」の作成依頼も多いです。



フードコーディネーターが手がけた料理レシピやおすすめの調味料を紹介します。ライター自身がメニュー撮影まで行うこともあります。



料理や買い物といえば主婦の日常生活に欠かせない出来事。それらがネタになる仕事のため、女性や主婦の方から人気のあるテーマですよ。

メニューの考案やレシピ作成までライターが行う案件は、記事単価が高い傾向にありますよ!



そのため、フードコーディネーターやフードアナリストの資格を入手し、高単価案件を獲得しているライターさんもいます。

特に「栄養士」「管理栄養士」といった資格を持つライターは単価が高い傾向にあり、広告案件(パッケージ、リーフレット etc.)やレシピ記事作成を1記事1万円以上の報酬で依頼するメディアや雑誌もいます。

3. 食系コラム記事の作成



食の歴史や文化の背景をまとめたり、食品添加物や食材に関してのコラム記事を作成します。



トレンドメニューの紹介、飲食経営者向け記事、食品ロスやフードサステナブル、SDGs、飲食店の経営ノウハウなど多岐にわたるテーマがあります。



上記の依頼をするメディアは、SEO対策に関しての知識をライターに求めることが多く、単価の高い案件を依頼することが多いです。

このジャンルは、SEO対策のライティングスキルを持っておくと、高い単価の案件を獲得できます!

4. SNSアカウントの運用



最近ですが、InstagramやTikTok、Twitterなどの食アカウントの投稿内容を執筆する案件が増えています。



理由は「食」とSNSの相性が良く、宣伝効果が非常に大きいためです。特に「Instagram」を活用した販促はどの企業も注力しています。



総合プロデュース(投稿内容の執筆だけでなく、アカウントの運用まで行う)を行う場合、1アカウントあたり約30万円/月、支払われる案件もあります。

僕の知り合いのインフルエンサーには、1アカウント100万円で運営代行している方もいます。

すごい世界だ…。Instagramの勢いは凄まじいので、どんどん需要が増えそうな仕事ですな~



これからどんどん伸びていく仕事ですよ

5. 動画シナリオの作成



YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツの伸長により、増加している仕事です。



飲食店やレシピ紹介を動画で行うため、シナリオを書くことになります。



シナリオの構成だけでなく、動画編集や撮影まで巻き取ると1案件5~10万円くらいの報酬を貰えることもあるそうです。



「一眼レフカメラ」を持っていると、動画撮影の案件だけでなく、写真撮影の案件を貰うことがあります。

仕事の幅が広がるので、カメラは持っておいて損がないです!

6. レシピ本の作成



レシピ本の出版に関する仕事もあります。

最近だと、炊飯器やプライパン、鍋などの調理製品の発売時に、販売促進としてレシピ本が同梱されることが多く、依頼が増えています。



大企業からの依頼が多く、単価が高い仕事です

フードライターの収入

1. 執筆単価

報酬イメージ

一般的記事→1文字0.5~2円(1000~3000文字)
企業案件→1記事1~2万円
本出版→1本5~20万円
動画撮影&編集→1本2~5万



メディアや企業の案件の場合は記事単価で契約となり、1記事1~2万円を超える案件もあります。



レシピ記事の場合は、レシピの考案までライターが行う案件は報酬が高いです。



また、「一眼レフ」を所有していると単価が一気にアップする傾向があります。



何故なら、企業の案件は「一眼レフ」撮影を条件とする場合が多いからです1記事1~2万を超える案件を狙いたい場合は、カメラの購入が必須です。

僕も「一眼レフ」を所有するようになってから、仕事の幅や収入が一気に増えました

  • きゃんた使用している一眼レフカメラとレンズ



カメラ初心者におすすめしたい一眼レフカメラ

オートでピントを合わせてくれるので、初心者でも簡単に扱えます。画質も綺麗でおすすめです。

また、「食べ物」は単焦点レンズがおすすめですよ。

最初はスマートフォン(おすすめはiPhone)を使用しつつ、仕事が軌道にのってからカメラの購入でも良いと思います!

2. ある意味「節税効果」



また、他ジャンルのライターにはないのですが、フードライターの最大の魅力は食費が浮いて収入が入る」というポイントです。

Webライターだけでなく、動画編集や物販、コンサルタント等のあらゆる仕事は稼くことはできますが、
「支出を減らし、稼ぐ」ことは難しいです。

フードライターの仕事は記事を書くために料理を食べる必要があることが多く、メディアからの依頼の場合は取材経費として飲食代がかかりません。

頼メディアによって条件は変わりますが、基本的には飲食代は無料です



そのため、ランチ、ディナーで支払うはずだった本来の食費が浮きます

そして+で収入が手に入ります。前述した「節税対策に近い」という部分はこのことを指します。

食費が浮けば出費が減るので、自由に使えるお金が増えます。これがフードライターの魅力のひとつになります。

3. 他ジャンルの案件に挑戦して収入UP



フードライターとして実績を積んだ後は、他のジャンルの記事執筆案件にもエントリーしましょう。すでに実績があるので他のジャンルの案件にも提案が通りやすいです

最終的にはどんなジャンルの分野も執筆できる総合Webライターとなり、フリーランスとして独立することも可能です。

また数名のライターを抱え、案件をさばく「Webディレクター」になると、自分が手を動かす作業が減り、さらなる収益のアップを狙えますよ。

フードライターに向いている人の特徴

ご飯を食べることが好き
情報収集や分析が好き
好奇心が強い SNSを利用している
主婦をしている



ご飯を食べることが好きな人にとっては天職と思える仕事だと思います。

また、トレンド製品、メニューに関しての記事を作成することが多いので、情報収集が得意な人や好奇心が強い人も向いています。

趣味でSNSアカウントにご飯を投稿している人も、「積み重ねる」という部分がライターと共通しており、適性があります。

ちなみにですが、「文章を書くセンスがないor苦手だから向いていない」と考えている人は安心してほしいです。

文章の書き方やライティングスキルは、要点を抑えて勉強すれば誰でも身に着きます

私のWebライター活動のバイブルとなっている本を3冊紹介します。

1. おすすめのライティング本①「伝わる文章の基本」



初心者ライターさんにバイブルとしておすすめしたい「伝わる文章の基本」。

この本は、相手に伝わる正しい文章を書くための93のルールを7つの章に分けて解説しています。

ライティングをする際に意識しておくべきポイントが簡潔にまとめられており、文章で悩んだ際にチェックできるように常に持ち歩いて欲しい本ですね。

初心者ライター時代にこの本をあればどんなに良かったか」と思えるほどの代物です。

おすすめのライティング本②「バカ売れキーワード1000」



売れるキャッチコピーを「図解形式」で検索できる本です。

こちらは、タイトルや見出し、訴求したいポイントなどを作成する際に非常に役に立ちます。

図解として活用できるよう、デスクのそばに忍ばせて置くことをおすすめしますよ。

おすすめのライティング本③「沈黙のWebライティング」



多くのライターさんがブロガーのバイブルとして有名な「沈黙のWebライティング」。

私もおすすめします。この本では「Webライター」が単価を収入をあげていくために理解しておくべき「SEO(検索エンジンの最適化)」に関して、本質的に学べます。

ぶっちゃけ、ライター初心者が読んでも「へぇ~~」としか理解できないと思います。

この本は「定期的に読み直す」ことで真価を発揮します。


ライター経験と比例してどんどん面白く感じられる本なので、是非お手元に置いて欲しいですね。

フードライターのメリット、デメリット



フードライターとして活動する上でのメリット、デメリットをまとめてみました。

1. メリット

趣味に繋がる
食費が減る 有名シェフや経営者を繋がりができる
美味しい飲食店に詳しくなる
トレンドを作れる



食べることを好きな人にとっては、メリットとなり得る点が多いです。食費が浮く点は、上述した通り、フードライターの魅力のひとつ。

また、自ら作った記事が世に出回り、流行やトレンドを作ることができるので、やりがいを感じられますよ。

2. デメリット

健康面にリスクがある
手間が多い
競争が激しい
報酬の安い案件が多い



フードライターとして活動する場合は、どうしても不摂生になりやすいです。

食べた分は、ランニングや筋トレなどを行い、健康面のバランスを考える必要があります。

また、取っ掛かりやすい分野ですので、クラウドソーシングサイトの案件に対して申し込み者が殺到することが多いです。

供給が多くなり、安い単価の案件が増えがちです。

安い単価の案件で疲弊しないために、高単価案件の獲得方法や収入をアップする方法を知っておいた方が良いです、是非、下記の記事も併せてご覧ください。

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まとめ:フードライターは魅力たくさん



副業を検討している人、食べることが好きな人におすすめしたい「フードライター」の仕事に関して解説しました。

私自身、まったくの未経験・無資格からフードライターの仕事をはじめ、今では総合Webライターとして色んなジャンルの記事を執筆しています。

食べることが好きで、Webライターとして副業・起業を検討している人は是非、フードライターの仕事に挑戦してみてくださいね。

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この記事を書いた人

【会社員&副業Webライター 】
28歳。Webライター歴2年
★副業ライターで月20万達成
★本業:Webマーケ 副業:ライター&ブロガー
◆SEOマーケティングアドバイザー資格を所有
Web業界未経験の食品メーカー営業員が副業で見に着けたWebライティングを活用し、Saas系上場企業のWebマーケ職に転職。
年収が120万円(10万/月)アップしました。
この経験を元に会社員が収入をアップするノウハウ(ライター・ブロガー・転職)を発信しています。

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